X-Man Design Square-1 Volt V2 M (Slice&UD) Stickerless  (エックスマン デザイン スクエアワン ボルト ブイツー エム)

初めてのスクエアワン

2020/05/06　投稿者：ハチミツCUBES　おすすめレベル：★★★★

30°ごとにマグネットが効くので1回、2回、3回と数えながら回す初心者にはとてもいいのですが、一気に回したりするとマグネットが邪魔をして動かしにくいです。でも初心者にはめっちゃおすすめです。

攻めた作りでありつつ万人受けする良キューブ

2019/11/10　投稿者：西山 孝志　おすすめレベル：★★★★★

これまでYuXin Little Magic Mをメインにしていました。まだまだ素人で、手順も体で覚えている段階までいっておらず、頭で「時計回りに3で…」と数を数えながらやっているレベルです。ですのでマグネット搭載モデルの"数の数えやすさ"が私には合っていて、それが理由でvolt V2もスライス面だけでなくU面D面全てにマグネットを搭載した本品を選択しました。
触ってみた感想ですが、スライス面はさほど違いを感じませんでしたが、U面D面は全くの別物です。Little Magicの方は軽い構造の反面で接地感が強く潤滑剤を塗布してヌルヌルと動くイメージでしたが、本品は内部に抵抗を感じつつもシャープに動く感じでした。コーナーカットはLittle Magicが皆無なのに対して本品はそこそこの広さがあります。競技用として見るならば本品の方がスピードが出ると感じました。ただし潤滑剤の塗布や回し込みは必須で、磁力の強さも合わせて開封直後はかなり回しにくかったです。私はDNM37を使用しました。
マグネットはLittle Magicが飛ばし飛ばし付けている(30度パーツには付けていない・中段の上下面にも2こずつしか付けていないなど)のに対し、本品は30度ずつ全てにマグネットを付けているため、磁力は本品の方が強く感じましたが、阻害感はなく、シャープな回し心地にぴったりなバランスのとれた作りになっています。両品ともに自身の素体に合わせたバランスのいい設定で、この辺は好みの問題かと思います。個人的にはスクエア1に関しては強めのアシストが合っていると感じたので、これからはこちらがメインになりそうです。ホールドもまだまだ下手ですし。前作を所持していませんので比較はできませんが、上級者はスライス面のみの磁力の方もおすすめかもしれませんが、私には分かりかねます。
あと細かい違いで言ったら、ロゴがプリント式・サイズが1mmほど小さめ・中段上下面に長いパネルを外す用(調整時)の凹みがある、などです。
こちらの方がやや攻めた作りになっており競技用として見るならば本品の方がタイムが出やすいと思いますが、全磁版は磁力がしっかりしているため入門者でも扱いやすいと思います。万人におすすめできるスクエア1です。